肩凝りに効果的だと言われる生理食塩水を試した結果、肩凝りは変わらず。

肩こりに効果があると言われる生理食塩水

NHKで紹介されたようなのですが、あいにくテレビを見ていなかった為に知らなかったのですが、生理食塩水を筋膜近くに注入する事で筋膜を剥がし肩こりを改善できるという情報を知りました。

この情報を見て筋膜を剥がしても深部の筋肉が緩まないと意味がないのではないのか？と思っていました。

しかし、どうもこの筋膜を剥がすために生理食塩水を注入した直後に首が楽に回ったという情報を確かNHKのサイトを見て、本当に効果があるのか？と思っていました。

恥ずかしながら私自身は、体力を消耗するような整体を行っていますので肩は凝ります。しかも自分で自分の整体を受けたくとも受ける事は出来ないので、いろいろと自分で道具を作ったり、タイマッサージにいったり、トリガーポイント注射などでしのいでいます。

トリガーポイント注射は最近の事で、半年前から週に３～５回通っていました。整形外科では、週に２～３回までが限界なので病院を２ヶ所通っていました。

かれこれ半年間、週に２～３回通いトリガーポイント注射を打ってもらっていました。少しづつでも効果は感じるのですが、相当な回数くらい通っても、まだまだ改善されていませんでした。しかし通い続けているのは少しでも効果を感じるからです。

そうこうしている時に、ネット検索をしていると、生理食塩水を筋膜周辺に注入して筋膜を剥がすという方法を知ったわけです。

保険が効かず、初診料と一か所2,500という料金で合計18,000円近くかかるのですが、効果があり、本当に肩こりから解放されるのであれば安いものです。

そこで、実際に試してみましたので結果報告をしたいと思います。

生理食塩水による肩こり改善を知り、是非これは試してみなければと思い予約をし都内のある整形外科を訪れました。

まず、シャツを脱ぎ上半身裸になり、看護師さんがある程度凝りのポイントにこの辺ですかね。と言って印をつけてもらいました。仕事がら自分が凝っている部分は的確に言う事が出来ますので迷いはありません。

そして、医師が凝っている部分にジェルを塗りモニターを見ながら、ここが筋膜ですね。それでは、少しチクットしますよと言いながら食塩水を注入します。

モニターを見ながら筋膜が剥がれている様子を私自身も見る事ができます。確かに白っぽく写っている筋膜の癒着が剥がれていく様子が確認できました。

合計８か所の食塩水の注入をして頂きました。痛みなどは大した痛みは感じませんでした。筋肉内に冷水が入っていく感じが少し気持ちいいくらいでした。

終わってから看護師さんにどうですか？と聞かれましたが直後なのかどうか殆ど変化を感じませんでした。これまで効果のある施術法は、施術直後に効果を感じる場合が殆どなので時間が経過しても効果を感じる事はないのではと思いました。

施術直後の感じから数時間経過しても当日も翌日も、何の変化も感じる事なく終了しました。それほど期待はしていなかったのですが、少しは効果を感じると思っていたので残念な結果です。

しかし、肩こりの状態などは人それぞれなので効果を感じる人は違った肩凝りの状態で効果を感じるのだろうと思っています。

保険適応のトリガーポイント注射の方が私には合っているようです。個人差が、あるのかどうかは解りませんが筋膜が剥がれたところで深部の筋肉が緩むわけではないので効果は、あっても限定的なものではないかと推測しております。

酷い首凝り感じている方は、筋膜の癒着が剥がれて筋肉が動き始めたとしても深部の凝りがあるタイプのなので、筋膜が剥がれて首が良く回る様になる事はあっても凝り感に関しては解消する事は難しいのではないかという風に思っています。

酷い肩こりの方には深部の筋肉の硬直が凝り感を感じさせていると考えられますのでやはり深部の筋肉のアプローチは欠かせないかと思っています。

筋肉の深部の凝りをゆったりとした状態に緩める事により不快な感覚をもたらしている状態から解放されるのではないかと思っています。

肩こりー関連項目