ホーム ⇒ 左の背中の痛みの原因
施術経験により来店されるお客さまの9割以上の方が、右側の背中よりも左側が明らかに硬くなっていると感じています。
稀に右側の背中の方が硬くなっている方がいますが側弯症という生まれながらの病気の方です。
この病気は背骨のねじれにより筋肉がバランスを保つために右側の方が硬くなっている場合があります。
また、特殊な仕事で特に右の背中を使う場合には右の背中が硬くなっている場合が稀に見られます。ちなみに私自身が稀に見られるパターンです。特に右の背中に負荷がかかるような整体を行っています。
右側の方が左よりも凝っている感じがするという人もいますが、これは感覚的なもので、実際には左側の背中の方が硬くなっている場合殆どです。
※ ↑写真は息苦しさを感じて来店されてお客さま(左の背中から胃の裏が腫れている)
なぜ左の背中の痛みを感じたり凝り感を感じたりするのでしょうか?具体的には左側の心臓の周辺が硬くなって、その周辺も影響を受けて硬くなっています。
施術経験から左の背中でも心臓の裏側の部分が一番硬くなっています。
健康な方でも良く観察して頂けると分かるかと思いますが、左側の背中の心臓の裏側の方が右よりも膨れている事が分かるかと思います。
この膨らみは何かと申しますと筋肉が硬くなって膨らんでいる状態です。肩凝りの酷い人が肩が膨れているのと同じ状態と考えて頂ければと思います。
この心臓の裏側の膨らみはストレスが影響をしていると考えています。
なぜストレスを感じると心臓の裏側である左の背中が痛くなったり凝りを形成するのかという疑問が湧いてくるかと思いますのでご説明させて頂きます。
人はストレスを感じた時、緊張した時、不快な感覚を感じた時に、筋肉に力を入れて呼吸を浅くします。特に緊張しやすいような人は、その傾向が強いと思われます。
これは無意識に行われている事で、気づいている人は少ないと思いますのでストレスを感じた時にご自身の身体と呼吸の状態を観察して頂ければと思います。
特に力を入れやすいのは、左側にある心臓の周辺や胃の周辺です。心臓は感情を感じる臓器ですので、不快な感情は感じたくありません。
その為に心臓周辺の筋肉に力を入れて呼吸を浅くする事により、最小限の不快感で済むようにします。
このような事は日常生活の中において良くある事です。このような無意識の行為を自律神経の方は何年間も続けています。その結果、左側の心臓の周辺や背中の左側が硬くなってきます。
左側の背中が硬くなる、心臓の裏側が硬くなる事により、そのすぐ上部の肺の周辺も硬くなります。これにより息苦しさを感じるようになり自律神経の原因となります。
左側の背中の痛みの原因となっている背中の深部筋を緩めて痛みを緩和させてゆきます。
自律神経と関連深い項目
頭部
首・胴部・腕
お腹・腰・足
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