こめかみや頭全体に痛みが生じる頭痛って起きると本当に厄介ですよね。そんな頭痛ですが、いくつか種類があり、痛みの感じ方や対処法も様々です。
例えば自律神経が関わっている偏頭痛という頭痛は、原因ははっきりと解明されていませんが、頭の血管が広がり炎症を起こすことで痛みが生じると言われています。
精神的なストレスや疲労による自律神経の乱れや女性の場合、女性ホルモンの乱れ、月経不順なども自律神経の乱れ、そこからくる頭痛のような身体的な不調につながります。
痛みの特徴としては脈打つような痛みや体を動かすとその動きに合わせて頭に響くような痛みがあります。 その場で痛みをどうにかしたい場合には、血管の拡張を抑えるような対策をとることが効果的と言えます。
例えば痛みが生じている患部を冷やすことで拡張した血管を収縮させ、痛みを緩和することができます。
また片頭痛の時に生じる傷みは血管の拡張が原因なので、脳の血管を狭める働きのあるカフェインを摂取すると、頭痛が和らぎます。
どちらの方法も冷やしすぎやカフェインの摂取のしすぎはかえって体に毒ですが、適度であれば痛みは緩和されるので試してみてください。
でもまずは自律神経が深く関わっている頭痛なので、自律神経を整えることを意識することが、偏頭痛の予防にもつながります。不規則な生活や栄養バランスの偏った食生活、精神的なストレスが自律神経の乱れにつながってきます。
心身ともに疲労が溜まっている時にはしっかり休息がとれるよう意識して生活することも大切です。夜早めに就寝し、朝太陽の光を浴びて目覚めるといった、シンプルな方法でも徐々に自律神経の乱れは整っていきます。
緊張性頭痛は、偏頭痛とは違い、筋肉の収縮によって引き起こされる頭痛です。頭の後ろ側や頭全体がきつい帽子をかぶったように締め付けられる痛みで、重い人だとそのような痛みが1日中ずっと続くこともあります。
パソコンなどに向かって行う長時間のデスクワークによって生じたり、肩や首のコリが併発することもあります。 実は緊張性頭痛はコリが原因なので、頭や首、肩などの筋肉をほぐしてコリをなくすことで良くなります。
特に最近ですと長時間椅子に座りっぱなしで作業をする社会人も多いでしょうが、そういった同じ体勢で居続けることが緊張性頭痛の原因になりますからしっかりと仕事中も1時間に1回はマッサージやストレッチをして、姿勢をほぐすことが大切です。
またメンタル不調でももちろん緊張性頭痛は生じます。筋肉のこわばりをほぐす方法とメンタル面の不調を和らげる方法として、ゆっくりお風呂に浸かることをおすすめします。休息前にしっかりリラックスできる時間を設け、かつ体をしっかり温めることで筋肉のコリをほぐしていきましょう。
湯船につからないという方は、シャワーでコリをほぐすこともできます。肩や首などに集中的にシャワーを当てることでしっかりと温めて筋肉をほぐしましょう。お風呂以外でも肩や首に温めたタオルを置くのも心地いいですよ。
目の後ろを通っている内頸動脈の炎症が原因といわれているこの群発性頭痛の痛みはとにかく痛みが激しいことで知られています。
「目をえぐられるような痛み」が生じることが多く、一定期間あまりにも激しい痛みが集中的に起き、あまりの痛みから自殺したくなると「自殺頭痛」という名称もつけられています。
この頭痛は偏頭痛や緊張性頭痛とはくらべものにならないくらい激しい痛みのため、この頭痛が生じた場合には鎮痛剤使用で痛みを抑えようとするのではなく、すぐに医療機関、専門機関の診断を第一に受けるようにしてください。
また痛みが生じている際の飲酒や喫煙は避けましょう。 しかしどの頭痛においても、予防として規則正しい生活を送ることは重要です。
夜早めに就寝し、朝太陽の光を浴びる、栄養バランスのとれた食生活を意識し、適度に運動することで心身ともに健康な生活を送るように努めましょう。
自律神経と関連深い項目
頭部
首・胴部・腕
お腹・腰・足
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