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自律神経が高ぶるということは、交感神経が優位なままになっているということです。交感神経は活動や意欲をコントロールする神経でもあるので交感神経が優位なままになると体は休むことができません。
交感神経を刺激する要因は大きく分けて5つ。
①環境 時差、枕が変わる、温度、明るさ、騒音、入院、夜勤などの変則シフトなど
②身体 痛みやかゆみ、頻尿など
③心 悩みや精神的なストレス、緊張や不安、恐怖など
④生活習慣 運動不足 アルコール カフェイン、薬の副作用など
⑤精神病 統合失調症やうつなど 仕事など
どうしようもないものは仕方ありませんが、予防することができるもの、少し気をつけることで回避できるものもあります。生活リズムを見直して不眠や自律神経の原因となる行動を控えたり刺激を回避したいですね。
生活リズムの見直しの一環として、今までシャワー浴だった方は湯船につかるようにしませんか?
シャワー浴は湯船につかることに比べるとリラックス効果も小さく、特に冬場はちゃんと温まることができないので、血管が収縮し、筋肉が緊張してしまい逆効果になってしまいます。
反対に湯船につかると、シャワー浴とは逆で筋肉をほぐしながら血行を促進するのでリラックス効果も高くなります。人間は体温が下がるときに眠気を感じる生き物です。
このため、湯船につかることで体温を上げ、その後放熱することで効果的に眠気を感じることができるようになります。 でも熱すぎるお湯はかえって交感神経を刺激してしまい逆効果になるので注意が必要です。
お湯の温度は38度から40度程度が身体にはほっとできるススメの温度です。またお風呂からあがったら1時間前後で就寝できるようにしましょう。あまり早くから布団に入ってしまうと体温が上がりすぎていますし、あまりにも遅いと体が冷えてしまいます。
入浴後はストレッチなど就寝の準備に時間を使うようにし、スマホやパソコンなどの使用は控えましょう。またスマホやパソコンの光は交感神経を刺激します。寝室の証明は暗め、オレンジ系の光がいいでしょう。
湯船を上手に取り入れていくこと、その後の眠りの環境にも少し配慮することができれば自律神経や不眠を遠ざけることができますよ。
人間の体にはWHOが認定しているだけで361個のツボがあります。そのツボの中で血行を促進したりリラックス効果があり、不眠や自律神経の改善に効果があるといわれるツボをご紹介します。
ツボ押しが効果的なタイミングとしてはやはり血行が良くなる入浴後がおすすめです。
〇湧泉(ゆうせん)
足の裏にあり、足の指を曲げると窪む土踏まずの中央から少し上です。血行改善に大きな効果があります。とても有名なツボなので一度は耳にしたことがある方も多いでしょう。 冷えに弱いツボなのでまず暖めてから押して下さい。
〇三陰交(さんいんこう)
血液の循環を促進させてくれるツボです。両足の内側のくるぶしから上に指4本を置いたちょうど筋肉と骨の間くらいのところにあります。
〇太谿(たいけい)
両足の内側のくるぶしとアキレス腱の間のツボです。これも三陰交と同じく血液の循環を促進させる大変有名なツボです。 次の3つのツボもご存知の方がおられるかもしれませんね。
〇気海(きかい) へそから指2本分下にあるツボで、自律神経を整えたり血流を良くする働きがあります。
自律神経と関連深い項目
頭部
首・胴部・腕
お腹・腰・足
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